予報より好天で連日の爽やかな晴れ、朝は13度弱とかなり高く、日中も20度を超えやや高め、午前中予定無くのんびり過ごしつつも、午後のマーラーに早めに現地入りすべく10時台には出る準備を。
と言うのも会場が鎌倉芸術館と遠方、しかもつい先日もマーラーをそこで聴いた際、大船での第1志望ラーメン店を断念していたので、リベンジしたかったから。
ところがフィギュアのGPシリーズや映画「それでも僕はやってない」など留守録する物が多く、HDレコーダーでは足りずビデオも留守録セット、しようとした矢先、テープが絡まった感じの音がしてデッキが消灯(涙)、その後何度電源を入れてもすぐ落ちてしまいます(涙々)。
デッキ死亡時最大の問題は、ブラウン管TVのため同軸アナログ入力しかなく、デッキを経由しないとHDレコーダーの出力も見られず、勿論録画予約などの操作も出来ないこと。
昨年の震災でデッキが壊れ、中古で買い直して以降初のトラブル、多分絡まり所が悪く保護機構が働いて電源が落ちるんだろう、と判断し、開けて調べようと思えど、先日の改修工事で片付けさせられたせいでドライバーの入っている段ボール見つからず(涙)。
じゃあ、先代のデッキはテープ関連メカ部が壊れたけどチューナー部は生きてるでしょ、と廃品扱いの先代デッキを接続、しかし!ベランダに放置していたせいか3ピン入力をちゃんと映してくれず(涙)。
ならばテニス道具回収&メールチェックで職場に寄るので、そこでドライバーを調達し部屋に戻り、開けて中を覗くと、ガイド部のピンに見たことのないレベルの絡まりっぷり!で切らないと外せない程。
どうにか除去して無事動作確認、予定より30分遅れで出発、トラブルは重なるもので次は東海道線、不思議なことに「京浜東北線、大井町駅で人が立ち入った」せいで途中立ち往生、東海道線は関係ないと思うんですが…。
で当初予定より小1時間遅れで大船着、開演まで40分、次にこの駅で降りるのはいつになるか、と思い、えーいままよと第1志望のラーメン屋へ、行列も無く20分でミッション終了、開演10分前に会場到着、2階席なら空いてるだろう、と思ったらほぼ満席でビックリ。
それもその筈、自分には初のオケですが、地元では由緒あるオケらしく、今回は創立50周年にして100回記念のコンサートでの大曲、分厚いパンフには50年史が熱く語られ、ホール内にはオケの歴史のパネル展示まで、かなり気合入ってます。
10月27日(土) 鎌倉芸術館
横島勝人指揮鎌倉交響楽団 ベートーヴェン レオノーレ3番、マーラー Sym2番
なぜか最初から舞台後方のひな壇には合唱が!で始まったのは何と鎌倉市歌。続くレオノーレでは舞台裏のTpが跳躍音系を奏し、ああ、これが「復活」との共通点か、と勝手に納得。休憩後に再び登場した合唱は約80人、最初にひな壇に着席し、終楽章前半クライマックスで立つパターン、オケはVnと管が安定しておりなかなかの実力、横島氏の遅いテンポベースの熱血系の棒に応えて分厚いサウンドを聴かせてくれました。特にHrトップと1stTp、2ndTp(女性、1stアシも兼業)が美音で、両パートは全体でも迫力ある鳴りでした。第1楽章後は何もせず3分じっと佇み、マーラーの指示を知らないお客さんはたぶん困惑、第2楽章ピッツィカートの後に10秒も黙祷を捧げた後、音合わせが始まり、ソリスト2名が入場し合唱最前列へ、荒野の呼び声などバンダは基本舞台裏左側、ただFlとの掛け合いTpは舞台裏の右側、その際は舞台上から3rdと4thも舞台裏へ、それらバンダの合流はHr4本が終楽章前半と終盤に2度(計Hr10本)、Tp2本はクライマックスのみでTubaの後方(計Tp8本)、あと終楽章に2ndVn奏者が1名左袖にハケて「弦でも切れたか?」と思いきや、クライマックス少し前に右袖から登場し電子オルガン奏者に転身、その頂点でのブラスの鳴りは豪快で、ここひと月で4度聴いた同曲では1番の満足度。
前半の後、休憩25分のアナウンス、「長いな」と思ったら実際にはもっと長い30分!冒頭歌があったこともありマーラーが始まった午後3時過ぎは"前プロがレオノーレのみ開演2時"から予想するより遥かに遅い時刻、マーラーのテンポが遅めでかつ拍手が10分以上続いたため終演は4時45分、その後のナイターテニスに遅刻しそうになりました。
明日もマーラー、インバル&都響の3番です!
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