2013年6月23日日曜日

分業ソロと終わり良ければ、のマーラー5番 - 小笠原吉秀&東大フィロムジカ交響楽団

 今朝のボケ老人: Tシャツを表裏(裏返し)に着て外出、電車に乗るまで気付かず(涙)
胸に15cm大の刺繍があるのに…、しょうがないからそのまんま東京に行きました。

 東京に出て午前テニス、午後アマオケ、と典型的休日、最低16度台と平年やや低め、最高25度台と平年やや高め、日中ほぼ晴れていてテニス日和でした。

 テニスを自分だけ12時前に上がって文京シビックへ、聴いたのは東大のオケの一つフィロムジカ響、自分の頃は(所謂)東大オケしかなかった(たぶん)んですが、今や東大にはここ以外にも東大フィルやフォイヤーヴェルクなど、いっぱいあるみたい、ただどこも聴いたことがありません、余りマーラーをやらんのか?

 ってことで東大オケ以外の東大のオケ、初参戦、メインはマーラー5番です!

6月23日(日) 文京シビックホール
 小笠原吉秀指揮東京大学フィロムジカ交響楽団 J.シュトラウス こうもり、フォーレ ペレアスとメリザンド、マーラー Sym5番
 最初はこうもり、次のフォーレだけコンマスからコンミスに交替、前半2曲は管はやや怪しめでしたが弦の響きにキレと豊かさを感じました。コンマス戻って後半マーラー、Hr9、Tp6、Tb4とブラス多め(何と乗り番表が(挟み込みじゃなくて)パンフに印刷されていてます!すぐ忘れるボケ老人には嬉しい)、Tpソロはメイン(♀)とアシ(♂)の2名で分担&時々2人で、と変わったスタイル(以前1度ありました←ブルミーネ・フィルの5番)、ただ両名とも緊張したか不安定、Hrソロは最後疲れが感じられましたがまずまず、何よりTbがトップも全体もいい鳴りで出色、音合わせを挟んでの第4楽章ではオケの持ち味の弦セクションが内声も豊かでなかなかの響き、そして終楽章クライマックス、そこまで色々ありましたが、Tbは勿論、Tp、Hrもバッチリ鳴って朗々、しかも弦がそれに掻き消されない音量を保ち、壮大な音響を満喫、アンコールにJ.シュトラウスの有名なポルカ(雷鳴と電光?)をやや羽目外し気味に。

 ホント終わり良ければ全て良し、って感じの演奏会でした。

 パンフを見るとどうやら古典・バロック中心の弦楽合奏団から90年代以降に室内管→交響楽団へと発展してきたらしく、勢い過去の演奏会は古典中心、マーラーはホントに初めてだったみたいです。

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