曇り、気温も10度台半ばに回復、構内の早咲き桜は満開、近所のレンギョウも鮮やかな黄色。
夜はTHE ORCHESTRA JAPANなる怪しい?オケ(ポップス公演が多い!)の"巨人"に急遽参戦、指揮のホーネックは濃いマーラーをやるので気になりつつも値段が高くてスルー、していたところチケットストリートで当日1500円GET!しかも招待席、1階中央やや後方でした。
しかーし! 開演前になってやっと気付いたんですが、何とホーネックと言ってもマンフレートじゃなくて弟のライナー!兄弟で指揮者転身かよっ!
3月22日(木) サントリーホール
ライナー・ホーネック&THE ORCHESTRA JAPAN R=コルサコフ "ムラダ"より貴族たちの行進、モーツァルト Sym25番、マーラー Sym1番
最初のR=コルサコフはHr6,Tp6!,Tb3、ブラスが安定し、弦も明るい響き、続くモーツァルトでも弦が鮮烈、Vlaトップの外人奏者が存在感たっぷり、休憩挟んで後半マーラーはHr8,Tp6(6thはHr補助専業?),Tb3+Hr補助Tb1、第1楽章舞台裏のTp3名が展開部中盤まで戻ってこない珍しいパターン、Hrが時にド迫力、第3楽章弦バスソロはプロには珍しく意図的にぎこちなく演奏(拍手!)、長身のホーネックは分かりやすそうな棒で基本クセのない表現(兄さんよりかなり地味)、とは言え終楽章緩徐部前半は遅めでやや粘り、Hrと補助Tp,Tbが起立したクライマックスは悠然たるテンポでブラスを開放的に鳴らしての大団円。アンコールは無し。
終楽章ミュート早業部分、Tpはアシと分業、Tbはミュート最後1音を少しサボる作戦(たぶん)でした。
全体の揃いはさておき、ブラスの下パートなど個々のプレーヤーは期待より上手なオケでした。メンバー表を見ると在京プロの元首席も入っている模様。
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