2018年3月7日水曜日

バッティストーニ&東フィルの急転直下ラフマニノフ2番

 冬晴れのち曇り、朝は4日振りのマイナス気温、日中は10度に届かずやや寒め。

 バッティストーニ&東フィルのコンビ、初めて聴いたローマ3部作が比較的普通、次に聴いたマーラー1番もそれなり、と期待の爆演じゃなかったため、その後余りチェックしてなかったんですが、FMで聴いたハルサイがとんでもない爆演!

 ならば今回のラフ2も、と思いつつ3公演もあるのに安価入手に苦戦していると、ダメ元で申し込んだ抽選に当たってラッキー!急遽参戦です。

3月7日(水) オペラシティ
 アンドレア・バッティストーニ&東フィル グルダ コンチェルト・フォー・マイセルフ、ラフマニノフ Sym2番
 ピアノ、ドラムス、エレキベースのトリオをオケの前面に配し、モーツァルトかよ!とツッコみたくなる曲想にその3名が加わり、そのうちムードミュージック風になったり、ピアノの弦を手で弾くなど現代曲風カデンツァがあったりしながら進む4楽章約40分、ピッコロTpの響きも。アンコールにはピアノ担当小曽根真のジャジーでカッコいい自作曲をトリオで。後半ラフマニノフはHr5,Tp3,Tb3、バッティストーニは低弦に常にアクセントを置きつつ、大きくテンポを揺らして(緩徐部では特に)表情たっぷり、第3楽章のClソロはプロには珍しく前のめり、ブラスの鳴りもまずまず、終楽章クライマックスはコラール部後半から物凄ーい加速を始めてそのまま怒涛のフィニッシュ!

 期待した爆演ではなかったけれど、それなりに濃い部分もあって楽しめました。第2楽章中間部など速い楽想では揃わない個所もあったので、明日以降は更に良くなるのでは。

 その足で夜行バスに乗りスポット帰省、但し春休みで夜行バスが混んでるのか、往路は福井行しか空き無し。

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