2019年1月27日日曜日

バッティストーニ&東フィルの魔法使いの弟子、シェエラザード

 池袋から渋谷に移動し、午後はシェエラザード週間の第3日、バッティストーニ&東フィルへ、爆演に期待です!

1月27日(日) オーチャードホール
 アンドレア・バッティストーニ&東フィル デュカス 魔法使いの弟子、ザンドナーイ 白雪姫、R=コルサコフ シェエラザード
 前半2曲はHr4,Tp4,Tb3、最初のデュカスは第1のクライマックスで激しいアッチェレとTpのいい吹きっぷり、そして2度目のクライマックスではTp、Tb共に大迫力、初めてこの曲を面白いと感じました。続くザンドナーイは初めて聴く5曲構成約20分、冒頭Clソロ(外人奏者?)が表情豊か、途中でTpトップはピッコロ使用、終曲のブラスの吹きっぷりはぼちぼち。後半R=コルサコフはTpが減って3本に、第1楽章からTp,Tb吹きっぷりよし、コンマスソロまずまずの表情、Hrソロは堅実、バッティストーニはテンポを動かし独特の強弱、ソロも大まかな強弱を指定しつつ基本は自由にやらせる感じでClソロ、Fgソロが存在感、第2楽章Tbソロ豪快、第3楽章中間部Clソロは軽く抑えた程度、終楽章冒頭Vnソロバックの低弦は2度目のみff、終楽章クライマックスのTpは顔を真っ赤にしていい吹きっぷり。

 自分にとってこの曲のポイントは終楽章頂点でTpが血管切れそうな位吹くかどうか、なので、シェエラザード週間3日目にしてやっと満足出来る演奏が聴けました。とは言え、シェエラザードは派手にやってナンボ、なので爆演って程でも無し。寧ろ「魔法使いの弟子」が予想以上に豪快で個人的白眉。

 シェエラザード週間(月間?)の掉尾を飾るのは来週のムーティ&CSO!

 と言いたい所ですが最安券争奪戦に余裕で敗北(涙)、掲示板サイトに揚がるのを期待せず待つことにします。

 終演後は旧友と合流、一緒に新規未訪店へ。

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