2023年1月24日火曜日

初雪の日に尾高&大フィルのブルックナー7番

 曇り時々雨か雪、朝はプラス気温、日中は最高10度強とぼちぼちながら、夕方から気温は急降下して夜半にはマイナス2度台に。

 夜は東京でコンサート、なので仕事は休みにして早々と出掛け、日中は川崎の地下劇場で目の保養。

 夕方サントリーへ、今週はブルックナー7番による東西対決があり今夜がその第1ラウンド、尾高&大フィルの引っ越し公演です。去年もこのコンビはブルックナー、5番を聴かせてくれました。

 今月は何故か前プロに邦人現代作品がカップリングされるケースが多く(これで4公演目!)、個人的にはシンドいです。

1月24日(火) サントリーホール
 尾高忠明&大フィル 池辺晋一郎 Sym10番、ブルックナー Sym7番
前半邦人作品はHr5,Tp3,Tb3、現代的な響きながらそこそこ聴ける約18分、9番を書いても健在で10番に進めてよかった。後半ブルックナーはHr5,Tp3,Tb3、TbとTubaの後方に専業のワーグナーチューバ4名、そのワーグナーチューバが安定度高く、この曲から登場の美人Tbトップは相変わらずいい吹きっぷり、尾高はそこそこ精力的にオケをドライブ、Vnをよく鳴らし、オケ全体でもまずまずの重厚サウンド、ただ何となく去年の5番より低弦が薄い印象、終楽章コーダに向けて寄せては返す盛り上がりの設計も見事、ラスト1音が消えてからも会場は5秒程の静寂、お行儀良いお客さんでした。

 深夜の帰り道、自宅最寄り駅の周りは所によりうっすらと雪、初雪か。家の室温も9度と今季2度目の10度割れ。

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