連日の冬晴れながら朝の最低-2度台と4日振りにマイナス5度割れせず、ただ日中の最高7度台とやや低め、まだまだ冬終わらずの感。
本日は週末に読んだ本から、米澤穂信の小市民シリーズ第4作、刊行当時は春→夏→秋から11年もの間が空いて待望の新作、だったらしいのですが「冬期限定」ではなくて時系列が戻っての短編集、番外編的扱いか、よってタイトルもクイーン「国名シリーズ」風。
巴里マカロンの謎 米澤穂信
主人公二人が決裂する前、1年生の頃のお話が4編、どれもそれなりに楽しめましたが、「伯林あげぱんの謎」の人を食った伏線が印象的。
本作で新キャラとして妹分の秋桜さんが登場するのですが、レーン4部作をシメるための駒として「Zの悲劇」でサム・ペーシェンスを導入したように「冬季限定」に必要な駒なのでは、とつい勘繰ってしまいます(←ペーシェンス・サムだった…)。
0 件のコメント:
コメントを投稿