冬晴れ、朝冷え込んで今年3度目のマイナス5度割れ、日中の最高も9度弱と低め。
東京に出て夜はブルックナー7番東西対決の第2弾、チョン&東フィルです。かなり前に聴いたこのコンビの8番は豊麗な演奏でした。7番はどうでしょう。
1月26日(木) オペラシティ
チョン・ミュンフン&東フィル シューベルト 未完成、ブルックナー Sym7番
前半シューベルト、Hr2本なんですね。第1楽章提示部第2主題のチェロがかなり抑え気味だったのと、展開部開始の低弦トレモロの強調が印象的、ラスト1音はディミヌェンド、続く第2楽章は振幅大きな表現。後半お目当てブルックナーは最後列に左からHr5,専業のワーグナーチューバ4、その前列にTp4,Tb3、チョンは標準テンポ、各パート丁寧に指示を出していた尾高とは違って個別指示はしない一筆書きスタイル、第1楽章コーダのアッチェレはやや強め、第2楽章の抒情性ぼちぼち、第3楽章の躍動感は高め、Tpの吹きっぷりよく全体に豪壮サウンド、10数年前の8番の時ほどの迫力ではないにせよ似た印象です。掟破りのブラボーを叫ぶ人あり(←と思ったら声出し自体は解禁されたとのこと、タイミングはフライングでしたが…)。
7番東西対決、ブラスの鳴りはこちらに軍配。
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