2005年11月5日土曜日

純度のシベリウス - 小倉&小原勝吉記念オケ シベリウス5番 フィンランディア

 本日も20度超のポカポカ陽気、先程までテニスをして、今はヨドバシAkiba店1階のフリーインターネットスペース。これからアマオケでシベリウスプロ、それから後輩の結婚パーティと続き、帰りは確実に12時を回るので、記事だけ作っておきます。

 案の定、終電を逃してしまいました。

 上記の演奏会は「千代田区芸術の秋フェスティバル」の一環として行われたもので、アマオケ4団体がほぼ1時間ずつ演奏してゆく長丁場のイベント。自分に興味のある曲は最後のステージだけでしたので、それだけ聴きました。

11月5日(土) カザルスホール
 小倉輝彰指揮小原勝吉記念オーケストラ シベリウス フィンランディア Sym5番
大オーケストラ曲しか聴かないので、実はカザルスホールは初めて。明治大学の卒業生を中心に結成されたオケとのことで、2管プラス少なめの弦(チェロと弦バスは各3、4名)という、トータル50人程度の小さい編成です。それでも最初のゆったりしたテンポのフィンランディアから迫力十分でした。(ホールが小さいせいもあるかもしれません。) 音程がやや不安定なせいで5番の第1楽章中盤の弦が重なってくる部分が少し現代音楽風の響きになったりもしましたが、Hrを始め金管が安定しているので、終楽章クライマックスへ向けての雄大なスケールと最後の6つの和音の純度の高い響きは見事でした。

 定員500名ちょっとのカザルスホールはがらがらで、聴衆は百数十人程度。なかなかの演奏で、しかも無料なのに勿体無い気がしました。明日もアマオケ、シェエラザードとショスタコ5番です。

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