2005年11月6日日曜日

力業のショスタコーヴィチ - 田部井&埼玉フィル シェエラザード、ショスタコーヴィチ5番

 今夜は格闘技イベントHero'sとユーべvs.バイエルンが重なって嬉しい悲鳴。ともあれ、フジのチャンピオンズリーグ中継は3年目にしてやっと偏りの無いものになり喜ばしい限りです。

 朝帰りで午前中は惰眠を貪り、午後は浦和に遠征し、埼玉フィルを聴きました。立派な名前ですがアマオケです。

11月6日(日) さいたま市文化センター
 田部井剛指揮埼玉フィルハーモニー管弦楽団 R.=コルサコフ シェエラザード、ショスタコーヴィチ Sym5番
50回記念演奏会ということで大曲を2曲。全パートそれぞれに危なっかしい感じはあるのですが、何とか破綻なくまとまっているのは老舗の故でしょうか。シェエラザートで感じた迫力不足もショスタコ第1楽章中盤と終楽章では解消され、雄渾なサウンドが聴けました。特にラスト、Tpのしぼり出すようなハイトーンに気合を感じました。第3楽章の木管陣のソロもまずまず。
 重量級プロにも拘らず、アンコールも重量級、ハチャトゥリャンのレスギンカだったのには感服です。

 コンサート会場を出ると冷たい雨、夜半の今も激しく降っています。

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