2005年11月17日木曜日

アルミンク&新日フィルのマーラー6番

 今朝の冷え込みはマイナス1度!また都心もついに今秋初の10度割れを起こした模様です。

 本日はこれからアルミンク&新日のマーラーを聴き、その足で夜行バスに乗り出張です。たぶん明日まで書き込むチャンスが無いので、記事だけ作っておきます。アルミンクのマーラーと言えば、音楽監督就任記念演奏会での3番を聴きましたが、余り細かい指示をせず、奏者の自発性に任せるという感じでした。ただ、新日フィルに任されてもなあ、という感じでパッとしなかった印象です。今日の6番はどうでしょうか。

11月17(木) サントリーホール
 クリスティアン・アルミンク指揮新日本フィル ハルトマン Vnと弦楽のための葬送協奏曲、マーラー Sym.6番
アルミンクのマーラー、アクが無くてスマートなところは以前聴いた3番と同じですが、少し表情付けが細かくなった気もします。金管を派手に鳴らすことはぜず、常にバランスよくこじんまりとまとまっているので、物足りないのは相変わらずです。また、基本のフレージングは奏者任せですが、各奏者、特に木管セクションに、ノリノリの人から淡々とした人まで、温度差があるのが気になりました。ただ、そのせいか自慢のOb,Hrソロが魅せる(旧来の順番の)第3楽章はなかなかに美しかったです。終楽章もよくまとまっており、よりオケとの共同作業が進んだのか、彼固有の表現が増した分、3番よりも良かった感じです。ただPブロック真ん中の席だったので、アルミンクの男前っぷりに惑わされているだけかもしれません(笑)。

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