2005年11月20日日曜日

マカル&チェコPO マーラー5番

 夜行バスは早朝6時に東京着、テニスまでちょっと時間があるので、暖房が効いていて快適な山手線をまず1周。十分くつろいだので、いま秋葉原のネットカフェです。午後のチェコフィルを挟んで2箇所でテニス、深夜帰ったらまず留守録されている(筈の)K1決勝に集中、と今後予定が立て込んでいるので更新するのは明日になりますが、記事だけとりあえず作っておきます。

 いやあ、かなり奇妙な体験でした。

11月20日(日) サントリーホール
 ズデニュエク・マカル指揮チェコフィル モーツァルト Sym.38番、マーラー Sym.5番
初めて聴くマカルのマーラーは、かなり細かく表情付けする濃い目の解釈。しかしながら、両手を激しく震わせる彼の指揮に、オケが半分程度しか反応していない感じで、指揮者はコテコテなのに、実際出てくる音のこってり度は中位、といった印象。要はマカルの指揮が相当合わせにくいんじゃないかと思います。特に第3楽章は危ないくらいに乱れる箇所も(平然と調整してましたけれど)。とても数年一緒にやってるとは思えません。その意味シンプルな第4楽章は一番マカル節が聴けた気がします。まあ、オケに地力があるので、終楽章もそれなりに盛り上がりました。特に、(ノイマン時代に比べると落ちたとはいえ)Hrは先週以上に鳴りまくっていて見事でした。一方、TpとTbはもっと吹いてもいいと感じました。とにかく、オケが付いて来ようが来まいが一切構わず我が道を行くマカルにただただ圧倒された午後でした。

 往年の大指揮者って、こんな感じだったんでしょうか、シェルヘンとか…。

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