2005年12月11日日曜日

もらい泣きのラフマニノフ2番 - 田部井剛&成蹊大学管弦楽団

 ポカポカ陽気の昨日とはうって変わって、身体に沁み入る寒さの一日。東京の最高気温9度はたぶん午前零時に記録されたもの。

 本日の午後、例によって行きたい演奏会が3つほど重なったのですが、ブラスのショスタコ(金賞受賞団体!)と迷った末、このアマオケを聴きました。

12月11日(日) 武蔵野市民文化会館
 田部井剛指揮成蹊大学管弦楽団 ベートーヴェン エグモント序曲、ハチャトゥリャン 仮面舞踏会、ラフマニノフ Sym2番
 オケは音程など全体的に発展途上の感はありましたが、ラフマニノフなどはそれなりにまとまった演奏でした。その代わり羽目を外さないところが少し物足りなくもありました。また第3楽章では、弦、特にVnの音がよく伸びるようになり、綺麗な旋律を聴かせてくれました。あと特筆すべきは女性ばかり4人(!)のTpセクションがとてもいい音を出していたことです。アンコールはこの日一番印象的だった第3楽章、後半をもう一度。当然ピッチも悪化し本番より出来が悪くなる訳ですが、Tp奏者の方が感涙されており、それを見てこちらも思わずもらい泣き、ちょっと恥ずかしい思いをしました。

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