2005年12月4日日曜日

陽性のブルックナー - 大井剛史&ル スコアール管のブルックナー8番

 昨夜のNHK杯、中野友加里はやりましたね。一方安藤美姫はちょっとヤバイです。しかし何より驚いたのは、リアシェンコが未だに現役で、しかも高いレベルを維持してることです。

 こっちもやってしまいました、ボケがどんどん進んでます。今日の午後はミューザ川崎でアマオケ鑑賞。当日指定だったので開演よりずっと前に会場に行き2階センターブロックを確保したのはいいのですが、開演時刻1時半を何故か2時と勘違い。1時間以上あるなあ、と思ってホール下の本屋で立ち読みしたり、駅の反対側、チネチッタの向こうにあるラーメン屋「ちくらっぽ」に行ったりしてました。1時50分にホールに戻った時には勿論前プロのヒンデミットは終わる寸前。ただ愕然とするのみです。まあ、ラーメンは濃厚とんこつしょうゆで美味しかったですけど。

 逆に嬉しかったのはフェドセーエフ&モスクワ放響の最安券が今日でも取れたこと。ほぼ1年置きの来日で新鮮味が無いのでしょうか。「展覧会」ショスタコ10番、両日とも確保しました。

12月4日(日) ミューザ川崎
大井剛史指揮ル スコアール管弦楽団 ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容、ブルックナー Sym8番
 ブルックナーはそれ程聴かないので、お目当てのヒンデミットを逃したのは痛恨です。大井氏は学生指揮者かと思わせる外見の地味さと裏腹に、明快な指揮でオケから陽性で厚い響きのブルックナーを引き出していました。オケはどのセクションもなかなか安定しており、特にホルンの豪快な強奏が印象的でした。

 初めてミューザの良い席に座りましたが、2階席は舞台に近く、直接音と残響のマッチした独特の良さがありました。ただお客さんが少なめで、一階後方と2,3階のセンター付近しか入っておらず、勿体無い感じがしました。タダでミューザで音楽が聴けるのに。

 午後からは雨、本格的に降るのはほぼひと月振りです。

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