2009年11月9日月曜日

大野&リヨンのオルガン

 今朝、実家から父が丹精込めて作ったミカンが職場に到着、既に10個食べて指がウンチ色です。

 今夜はこれから大野&リヨン国立歌劇場管、例によって記事のみ作成、感想はまた明日。

<続き>
 翌日にこれを書いてます。朝は今日も10度弱と冷え込み無く、日中は曇りながら軽く20度を突破、陽射しが無くとも空気自体に暖かさを感じ、感覚的には水ぬるむ春、またコンサート帰りの深夜でも15度あって夜の風も暖かでした。

 この日はフランスプロ、特にショーソンの交響曲は実演はもとより、殆ど聴いたことの無い曲、「ぞ-うさん ぞーうさん おーはなが長いのね」の節が出てくることだけは知ってます(笑)。またオペラシティでサン=サーンス3番やツァラを聴いた記憶が無いので、ここのオルガンをちゃんと聴くのは初めてかも。

11月9日(月) オペラシティ
 大野和士指揮国立リヨン歌劇場管 ショーソン Sym、ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲、サン=サーンス Sym3番
曲順変更で最初がショーソン、やや掴み所の無い3楽章形式の交響曲、緩徐楽章なのに強烈に盛り上がった第2楽章が印象的、「象さん」が登場した終楽章には「新世界」まで顔を覗かせ、ソロTpが活躍する不思議なコーダで幕。休憩後はうねる様な表情の牧神からスタート、メインは所謂"オルガン付き"、標準(かやや遅め)のテンポでやや粘り気味な表現ながら、彼のマーラー5番(2005/9/26)から想像したよりは薄めの味付け、オペラシティのオルガンは低音がずっしり、弦が本数が少なめでボリュームも小さめ、ブラスは途中かなり吹かせてましたが、クライマックスではバランスを考えたのか若干抑え気味、それでもラストの1音はクレッシェンドで大見得を切ってました。アンコールはまずフォーレ「パヴァーヌ」を速めのテンポで、ソロHrが素敵な音色。次は「ファランドールでしょ!」と思ってたら何とブラームスのハンガリー舞曲、やや個性的な表現でした。

 明日はトゥールーズ・キャピトル管です!

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