昨夜CS-PCMでチェリ&ケルン放響の50年代のライブCDを一挙放送、当たり前のことですが、チェリは昔から凄かったってことを痛感。
朝方に一雨きて最低は9度とかなり高く、よく晴れた日中は17度まで上がり、久々に小春日和と呼べる陽気、近くの公園の道は落ち葉が絨毯になってます。
チバテレビで放送中の「私の名前はキム・サムスン」、昨夜の"オーバー・ザ・レインボー"のピアノ演奏には少しウルッときました。またボ-ッとチャンネルをそのままにしていたら「鉄道むすめ」なる不思議な30分ドラマをやっており、これがなかなかイケました。
本日は先週末に読んだ本から、敬愛する御大の文庫新刊が夏に出ていたのを見落としており、即買い即読です。
帝都衛星軌道 島田荘司
身代金僅か15万円の不思議な誘拐事件を描くノンシリーズ長編の真ん中に、ある詐欺師とホームレスとの中編エピソードが挟まる形式、両者の接点はお得意の都市論です。相変わらずのリーダビリティと誘拐事件の意外な展開、そして題名の意味が最後に判ってくる構成はさすがでした。
<<以下ネタバレにつき未読の方は飛ばして下さい!!>>
ただ、後段になって近年のテーマ「冤罪事件」がかなり露骨な形で出てきたのには、さすがにやや食傷気味かも。
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