昨夜帰宅時に予想外の雨、そこそこ強くて傘を取りに戻る羽目に、ただ通り雨だったらしくその2時間後には星空、よって今朝もマイナス5度以下まで冷え込み、冬晴れの日中はほぼ平年並みかやや高めでした。
本日も墨野隴人シリーズから、一昨日読了した第2作です。
一、二、三 - 死 高木彬光
主人公のご近所で資産家の老婦人に届いた謎の手紙を発端として起きる殺人に墨野隴人を中心とした前作のメンバーが挑みます。終段になってやっと事件の構図が判明するまではやや風俗小説的側面もあり冗長な感があるのと、犯人が読まれやすいのが難点、ただ犯人像は心に残ります。
<< 以下ややネタバレにつき未読の方は飛ばして下さい!! >>
本格好きなら誰しもゾクゾクする童謡殺人もの、なのにその事実がかなり終盤にならないと判らない、という点が勿体無く、スリルを殺いでいる気がします。
今第3作「大東京四谷怪談」に掛かってます。
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