2011年1月10日月曜日

年末恒例の9番、今年は成人の日 - 齊藤栄一&国立マーラー楽友協会管のマーラー9番

最低気温はマイナス3度とほぼ平年並みながら日中は余り上がらず最高6度と低め、午前中は東京に出て練習、ここ数日昼休みに壁打ちしたり同僚と軽くプレーしたりはしましたが、実質これが今年の打ち初め、強い北風が吹いて気温以上に寒く感じました。

 練習は昼過ぎに終り、夕方のコンサートまで時間があったので渋谷に出てタワレコのインストアイベントへ、これについては明日にします。

 夕方は国立(くにたち)まで遠征してマーラー、一橋大オケおよびその卒業生を中心とするアマオケ水響のメンバー(中のマーラーマニア)で組織していると思われる、国立マーラー楽友協会(くにたち、笑)なる謎の団体があり、そこは毎年「年末には第9(もちろんマーラー)を」と9番を演奏しており、以前は毎年の様に聴きに行ってました。

 ところがここ数年は演奏会の案内が来なくなり、「活動が中断してるのかな」くらいに思ってましたが、単に連絡してくれなくなっただけで、ずっと毎年やっていたことを昨年2月に知ってショック(2010/2/14)、この年末はアンテナを張りまくってましたがどこにも告知無く、「今年(2010年)は無いのかあ」と思って正月を迎えたところ、親切な方より当方のブログ(楽天の方)に「今年度はお正月の10日」との情報提供あり、喜び勇んでの参戦、会場は組織の本拠地、一橋大キャンパス内にある講堂です。

1月10日(月・祝) 一橋大学兼松講堂
 齊藤栄一指揮国立マーラー楽友協会管 マーラー Sym9番
オケは2ndVnとVlaを入れ替えた形の対向配置、メンバーは若手中心、Hrが4本と少なめ、Tp5本(うち4本女性!)、Tb4本、チューバ2本は多め、木管は全パート4-5人いて弦バスは4本のみ、と色々です。第2楽章の躍動感と第3楽章の激しいパーカッションを中心とした豪快なサウンドが印象的、終楽章では2ndVnを筆頭に弦がまずまず鳴ってました。淡々と進んだ結尾、最後の一音が消えてから拍手までの沈黙は20秒弱。

 入館時、講堂の改築前には無かった暖房が効いていてホッとしたのも束の間、「演奏の都合上」とアナウンスがあり暖房停止、第3楽章あたりから寒くなり終楽章後半にはお腹に差し込みが、腹痛に悶えながらの鑑賞となりました(笑)。

 終演後ダッシュでトイレへ、改装して数年しか経っていないため読み通りウォッシュレット付きの洋式、ところが個室のドアが見たこともないモダンな半円形のスライド回転式、しかも貼ってあるインストラクションが何故か左右反対、つまり鏡像対称に書いてあった(のと焦っていた)せいで、閉めるのに手間取ってしまいました、幸い漏れませんでしたが。

 国立も星が綺麗らしく、終演後の夜空は東にオリオン座やシリウス、西に木星と三日月のランデブーと華やかでした。

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