朝起きると外は一面の雪景色、しかもまだかなり降ってます、午前テニス、午後コンサートと典型的休日、家を出る頃には雪はあがり冬晴れがスタート、午後聴いたのは金子建志指揮するアマオケでプロコ「アラとロリー」とブルックナー7番、期待に違わぬ演奏でしたが、今時間が取れないので、昨日分と併せ続きはまた明日。
<続き>
上りの電車では都心に近付くにつれ雪の量が減り、都内では降った気配無し、無事テニスが出来ました。
一方夜地元に戻ると、せいぜい2-3cmの積雪が日陰っぽかった所を中心にまだかなり残っているのには驚き、日中ずっと晴れていたのに。日中の気温はより低いのに、沢山降ってはどんどん消える石川では考えられません、湿度が関係するのか?
最低ー3度とやや高めながら、最高は5度台と低め、ここ数日外出している間は顔が少し熱っぽく目が痒いのは、もしかしてもう花粉症の症状?
一昔前のFM名解説でお馴染み金子建志率いる千葉フィル、昨年のマーラー9番が良かったことに加え、プロコ「アラとロリー」はアバド&シカゴ響の豪演ディスクに接して以降、ローマの松や家庭Symと並び、マーラーを超えて好きな数少ない曲の一つ、ただ実演で聴ける機会は滅多に無く、ひと月以上前から楽しみにしてました。
1月16日(日) 習志野文化ホール
金子建志指揮千葉フィルハーモニー管弦楽団 ロッシーニ どろぼうかささぎ、プロコフィエフ スキタイ組曲「アラとロリー」、ブルックナー Sym7番
オケは2ndVnとVlaを入れ替えただけの対向配置、最初のロッシーニではTbがいい鳴り、その豪快な鳴りにHr、Tpも加わってアラとロリーの前半2曲の迫力はかなりのもの、(1番大人しい)第3曲での中盤の激しさが印象的で、終曲クライマックスもなかなか壮大、とほぼ満足の出来でした。
後半ブルックナーではHr4本とは別にワーグナーチューバは(持ち替えではなく)専業で4本、金子氏はゆっくり目のテンポで第1楽章からブラスを息長く壮大に鳴らします。第2楽章クライマックスでブラスが豪快に吹き切った後のワーグナーチューバのコラール部分をもう一つのハイライトと捉えているのか、ゆったりテンポで朗々とかつ表情たっぷりにやってました(←楽譜ではfff表記とのこと)。終楽章ではコーダになって急にスローダウンし壮大に締めくくったあたり、チェリビダッゲを意識してるかもという印象を受けました。アンコールはお正月ってことでシュトラウス「皇帝円舞曲」、初めて聴いて恐ろしいほどクドイ曲と知りました。
毎度のことですが、パンフに寄せられる氏の詳細な解説がもう一つの楽しみです。
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