2012年2月28日火曜日

兄弟の帰還とスリーピング・マーダー - キャロル・オコンネル「愛おしい骨」

朝TVでやってましたが、今年の梅の開花、この辺だけじゃなくて水戸の偕楽園でも異例に遅いそうです。

 冷え込みは思ったより軽めでマイナス2.1度、晴れた日中は余り上がらず最高5度台と低め、それでも昼休みの同僚と週一テニスをした時は1月-2月初旬の同程度の気温の日より暖かく感じたのは、湿度の違いか、風の匂いの違いか、それとも気のせいか。

 昼過ぎにそこそこの揺れ、震度は3か4位、この半月程茨城震源の地震が多め。せっせと歪みを小出しに開放してるんならOKですけれど。

 本日はお正月過ぎに読了した本から、2010年度の「このミス」第1位に輝く作品、昨年秋にこのミス1位作品を数作続けて読んだ時期があったんですが、実はその最初に手に取ったのが本作、ただそれを実家にスポット帰省した際に持参し、100頁程読んだ状態で石川に置き忘れ(涙)、正月にやっと回収し読了した次第。

 世評の高い「クリスマスに少女は還る」は未読ゆえ、著者の作品を読むのは初めてです。

愛おしい骨 キャロル・オコンネル
 帰郷した主人公の前には20年前失踪した弟が一部ずつの帰還、その過去の事件を掘り返すことでまた新たな事件が起こるお話、少しずつ事実を小出しにしてゆく独特の語り口、ミステリー的興趣はぼちぼち程度、小さな町の人間模様が濃いめです。

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