2012年2月1日水曜日

ソローキン&ボリショイ歌劇場管の豊穣スパルタクス

今日からもう2月、朝マイナス7度台、日中は久々に10度を突破して12度台、と日較差が20度に迫る勢い、最高気温が平年値を上回ったのは実に半月振り、この気温の低さが日本海側の大雪の一因とも言えます。

 本日は今季2戦目の試合、11時ラウンドだったので朝職場に寄ってから千葉(柏・野田方面)へ、茨城より雪が多く残っている印象、道に迷った?とのことで相手現れず予選SFはdef勝ち、続きは明後日、折角休みを取ったのに…。

 通常ならすぐ職場に戻るのですが、夕方東京でコンサートってこともあり、ぶらぶら過ごすことに、電源があり無線の入る北千住駅前マックで全豪の試合でもダウンロードしようと寄ったんですが、何故か無線不調で殆ど繋がらず、2時間以上無為に過ごしました。

 夕方上野で聴いたのはボリショイ歌劇場「スパルタクス」、自分はてっきりスパルタ"カ"スだと思ってましたが、周りに訊いてもスパルタ"ク"ス派ばかり、どうやらカーク・ダグラス主演のキューブリックの映画「スパルタカス」の影響で間違って刷り込まれていたっぽい。

 ところで守備範囲外のバレエ(前回は6年以上も前、ギエムのボレロ)に行ったのは、よくチケットを融通して下さる知人が「ボリショイのオケは凄い、腰を抜かす」と勧めてくれたから、その方にお願いしてGETした最安券での参戦、よって爆裂ロシアンブラスに超期待です。

 そして勿論、ボリショイと言えばあの名手ドクシツェルの昔レコードで聴いた朗々としつつも柔らかく流れるTp、その衣鉢を継いでいるでしょうか。

2月1日(水) 東京文化会館
 パーヴェル・ソローキン指揮ボリショイ歌劇場 ハチャトゥリャン スパルタクス
のっけからパーカッションの打ち込みが激烈、ブラスもそれなりに吼えてますが、期待した程のブリブリ吹きではなし、でもこんなに吹いて最後まで持つの?(持ちました!)というレベルだったことも事実。金管は全員右側だったのでL側の方がより迫力が楽しめたっぽいのですが自分は4階R側、席位置の関係から不確かながらHrが4本、Tpも3-4本、Tbは3本いた感じ、HrとTbが野太い吹きっぷり、ただTpは朗々としつつも爆裂度は低めだったのでロシアンブラス度は70%位。それ以上に木管を含め管楽器の安定度と上手さが印象に残りました。

 バレエを"聴きに"行ったので、最初は舞台上を余り注目していなかったのですが、試しに双眼鏡で覗いてみると、表情やコスチュームがよく見えて意外と面白く、ギエムの時も双眼鏡を持っていれば、と思わされました。

 今更ですが、ドクシツェルが現役の時に「バレエを聴きに行く」という発想が無かったことが残念至極。

0 件のコメント:

コメントを投稿