2012年2月26日日曜日

花オケ、第3回公演はマーラー9番 - 吉田貴弘&ブルミーネ・フィル

ほぼ終日の曇り、よって朝はプラス1度台と高めで日中は7度台と低め、早起きして東京へ、午前練習、午後アマオケ、と休日の基本パターン。

 ただ東京は茨城より気温が高いのか、はたまた空気感が春めいてきたせいなのか、マフラーは暑苦しくて途中で外してしまいました。周りを見ても真冬の恰好をしている自分は少数派、やや薄着になっている人が多いです。

 テニスを12時過ぎに上がり、練馬に移動して聴いたのは"花の章"を冠するオケ、よって当然演奏するのは基本マーラー、第1回公演では1番昨年の第2回公演では5番を採り上げ、今回の第3回公演は9番です。

 渡されたパンフには、音楽や絵画への鑑賞に際し、自分の生の印象や感動よりも、権威ある他人の意見を優先する、という態度への警鐘を鳴らす、という意の伊福部昭の一文が引用され、先入観無く聴いてもらうため作品や演奏に関する解説を掲載しない、との説明が、変わった試みです。

2月26日(日) 練馬文化センター
 吉田貴弘指揮ブルミーネ・フィルハーモニー管弦楽団 芥川也寸志 交響管弦楽のための音楽、マーラー Sym9番
 前半は大編成の2楽章形式、分かりやすい楽想で10数分と短いのがいいところ、第2楽章ではブラスがカッコよく鳴り渡りました。後半のマーラー、発展途上のオケゆえ時にキビシイ部分もありましたが、吉田氏のストレートな棒の下、粛々と沈潜してゆくコーダまで無事到達、Tpトップ(パート内の黒一点!)が出色の鳴り、HrとTbも要所でまずまずの響き、あとティンパニのキレのいい叩きっぷりが印象的。

 今夜はテレ東でUFC-Japanです! でもその前に明日の発表準備をやらなくては…。

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