朝から小雨、気温は朝の5度を底としてダラ上がり傾向、夕方以降も上がり続けて深夜12時の8度が最高値でした。
まずは早起きして後輩の応援に昭島へ、着いた頃には雨は上がり、オムニだしやってるだろう、かと思えば人っ子一人おらず(涙)、中止とのこと、残念、その後も昼まで昭島は雨が降らず、やれたのに、と思いつつ都心に戻ると雨、調べてみるとこの時間帯は東京の東西で降雨が分かれていた模様。
この日はコンサートのハシゴ、まず午後はサントリーでラザレフの振るラフマニノフ。豪快なラザレフは大好きなのですが、なかなか安価入手叶わず、聴くのは読響との「祭」以来4年振りです。
3月17日(土) サントリーホール
アレクサンドル・ラザレフ指揮日フィル エルガー チェロ協奏曲、ラフマニノフ Sym2番
前半エルガーのソリストは横坂源、まだ10代に見えました(実際は20代半ば)。後半はお目当てラフマニノフ、第2主題がねっとりだった第1楽章提示部のリピートは無し(賛成!)、棒を使わないラザレフは精力的に両手を使って細かく指示を出し、これまで目立たなかったパートも際立つ音作り、第3楽章のClソロでも"合いの手"をかなり強調しつつ、ソロもそれに負けないよう朗々と吹かせていたのが印象的、全体的に歌い回しを粘る訳ではないのですが弦中心に頻繁に煽るので表現は濃いめ、あと第3楽章の終わりをマーラー9番結尾の如くやる指揮者はそこそこいますが、ラザレフも両手をひらひらさせながらゆっくり下ろしてゆき、どこで音を止めればいいか分からない作戦、余りにゆっくりやったので手が降りきる前に全員の音が消えてしまってました。終楽章は速めテンポで歯切れよく、クライマックスのブラスもまずまず鳴っての大団円、最後の1音でラザレフは両手を挙げて客席を向くパフォーマンス、会場大盛り上がりです。アンコールには定番「ヴォカリーズ」、こっちの最後の1音はしっかり音の消えるポイントを示すディミヌェンド。
まだ小雨の残る中を南北線から東横線経由でみなとみらいへ向かい、新規アマオケの旗揚げ公演のマーラー9番へ、こっちの感想は次の記事で。
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