2013年3月10日日曜日

煙霧の夏日にショスタコーヴィチ5番 - 久世武志&TBSK管弦楽団

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す、凄い…。

 朝の最低6度台は4月下旬並み、日中は予報通りぐんぐん上がって最高26.6度!7月上旬の値にして勿論今年最初の夏日です!

 と暖かいのは嬉しいんですが、ここ3日間連続20度超の陽気のせいで飛散花粉量も激増したか、花粉症の症状が人生最悪(ま、とは言ってもここ数年のことですが)、昨夜は家に帰るのもシンドかった程で、堪らず今朝は練習をキャンセル、風邪でも滅多にキャンセルしないのに…(数年に1度の寝込む程の風邪以外は「テニスして治す」主義)。

 ただ朝起きてみると頭痛など昨日より明らかに症状好転、練習後に参戦予定だったアマオケ公演に出向くべく、お昼頃いそいそと東京へ、昨日に懲りて防寒着は薄手、今年初めてテニス用ウォームアップで。

 新宿駅から文化センターに向かった1時半、外に出た時は穏やかな晴天、と感じてたんですが、ホールに着く頃には凄い突風が吹き、辺り一面土埃の様なものに覆われて薄暗くなり不穏な雲行き(雲は無いけど)、あとで知ったんですがこの時間帯から数時間、「煙霧」と呼ばれる、砂塵等で霧が掛かった様になるやや珍しい気候であったとのこと。

 聴いたのは、挟み込みチラシで知った"TBSK管弦楽団"なる謎な名称のオケによる第1回演奏会、メインがショスタコ5番で入場無料、となれば即参戦、って流れです。

 パンフを見ると"TBSK"とは「テバサキ」の意(笑)、学生オケ仲間で一発オケを企画、どんどん有志が集まり「ならば常設オケ」となってこれが第1回公演との由、今回のテーマは「ロシア」とのこと。

 一発オケは基本的にいいメンバーが揃いがち、また異なる大学間では上手な人同士が知り合いだったりすることが多いので、オケのレベル的にも期待です。

3月10日(日) 新宿文化センター
 久世武志指揮TBSK管弦楽団 チャイコフスキー イタリア奇想曲、ストラヴィンスキー 火の鳥、ショスタコーヴィチ Sym5番
 オケは見た感じ殆どが大学生、期待通りどのパートもなかなか、最初のチャイコはTpとTbの朗々とした鳴りと、女性奏者による鮮烈な(合わせ)シンバルが印象的、ラストのアッチェレも見事にキマってました。続くストラヴィンスキーは1919年組曲版、人が入れ替わったせいか、ブラスの迫力がやや物足りない印象、後半のショスタコも全体的にブラスやや抑えめのサウンド、特にTpが物足りなかったんですが、終楽章コーダのハイトーンはバッチリ、ラストはパーカッション勢の激しい打ち込みでフィニッシュ、アンコールは無し。

 第1楽章再現部、難所のHrソロでは、4+1体制を利して事前休憩し過ぎて逆に調子が狂ったか、美音のトップは肝心のところで抜けちゃったのがドンマイでした。

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