2013年3月29日金曜日

上岡&日フィルのアルプスSym

 前日の熱気が残り朝の最低14度弱と異例の高さ、それと前後して少し雨、日中はほぼ曇りで最高17度台と高め、そして夕方から翌日にかけてどんどん下がってゆくパターン。

 学会最終日を無事終え、飯田橋でBookOffと古典的ラーメンを経由して杉並へ、聴いたのは上岡&日フィルのアルプスSymです。

 今年は何故か都内メジャーによるアルプスSymの当たり年、1月に読響と新日がやり、今月は日フィル、6月に都響がやります。1月の両公演(大野&読響、メッツマッハー&新日)は聴きたかったけれど安価入手ならず断念、今回の上岡&日フィルも同じ理由で諦めてました。

 ところが、以前いくつかのオケがやっていて今は余り見なくなった「休憩以降に入場の場合は半額」サービスがスポット復活、と聞いての急遽参戦です。

 なので必然的スルーだった前座はブルッフVn協とのこと、つまりR.シュトラウスが後半のアルプスSymでパクった旋律が出てくる曲、面白いカップリングです。

3月29日(金) 杉並公会堂
 上岡敏之指揮日フィル R.シュトラウス アルプスSym
電子オルガン使用、冒頭と最後のTb(+Tp)のコラールはかなりふくよか、ただホールが小さめなのを考慮してか、それとも解釈なのか、盛り上がりの強奏部はブラスやや抑えめ(新日との家庭Symもそうだったので解釈か)、一方緩徐部ではテンポをかなり動かして表情豊かな表現、それが前半は上手くいってましたが下山後の回想部分ではいま一つ息が合ってなかったので、その点翌日はより改善されたのでは。比較的鮮明に聴こえたバンダは舞台裏じゃなくて2階脇廊下だったかも。Hrは9本(うち4本持ち替え)で若そうなトップはなかなか、一方Tpは5本で外人トップはやや不安定、クライマックスのハイDに至っては5番奏者がここだけ短い管を使って肩代わり!(多分)、最後の1音の後は20秒の黙祷、この曲では最長クラス。

 明日は音大合同オケによる松&マーラー、その後観劇です!

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