2014年1月29日水曜日

テミルカーノフのチャイコフスキー4番、3度目

 風邪は快方モードに転じ喉の痛みは減少、代わりに鼻水、ってモードだったんですが、深夜から朝方にかけてその想定以上の大量の鼻水、しかも涙止まらず、こりゃ花粉症か? 症状出るのが例年より早い、と驚きつつ、本日から乳酸菌ドーピング開始。

 昨日の暖気が残って朝の最低マイナス0.5度と高く、部屋の温度今年最高13度を記録、よく晴れた日中は「昨日よりより5度近く下がる」との予報とは裏腹にどんどん上昇、昨日と遜色無い14度弱まで到達、昼休みの壁打ちをたったの5球で場外に(性格には場内に)打ち込んで終了(涙)、日向ぼっこをしていたらくしゃみ連発、目しょぼしょぼ、こりゃ疑いなく花粉症です。

 でも花粉症歴のより長い同僚は乳酸菌ドーピングをとっくに始めていて、「今年はまだ症状が出ない」とうそぶいてます、俺が教えてやった作戦なのに…。

 昼休み、12時発売開始のインバル&都響のマーラー10番をe+の先行でGET、でも最安3000円は高いなあ…。

 涙と鼻水とくしゃみ、そして風邪による咳も加わって、ボロボロになりながら夜は東京に出てテミルカーノフ祭の第4日にして最終日、メインはチャイコ4番、この曲はこのコンビで既に2度(10年程前に相模大野、5年前にサントリー)聴いてるし、守備範囲ぎりぎりだし、と演目的には連れの都合による参戦、ただアンコールに期待してます、過去2日外されてるけど…。

 前座が現代作品のせいか、過去3公演では満席に近かったのが、今日は空席が目立ってます。

1月29日(水) サントリーホール
 ユーリ・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルク・フィル カンチェーリ アル・ニエンテ、チャイコフスキー Sym4番
 最初のカンチェーリはテミルカーノフに捧げられた曲とのこと、勿論日本初演でしょう、3-4管の大編成による30分超、現代作品にしては不協和音は少なくややロマンっぽい響き、静と動の対比が激しく、パウゼを多用、激しい部分では巨大な音の塊がホールを満たしました。
 後半のチャイコフスキー、RAだったためブラス群は1人も視界に入らず(涙)、運命の動機のTpのベタ吹きと第2楽章のゆったりねっとり歌心の表現が印象的で終楽章の激しさがそこそこだったのは前回と同じでしたが、運命の動機でテンポを落とす度合が前より激しくなった気も、ブラスは全体やや抑えめで、特にTbの吹きが甘かった感じ。
 期待のアンコール、1曲目は前回と同じエルガー「愛の挨拶」を表情たっぷりに、続いて期待の「くるみ割り」パ・ド・ドゥ、ではなくて何とプルチネッラ!からTbと弦バスソロが活躍する有名な曲、芸風が変わったのか、もう1曲あるのか、と思っているうちに終演、結局ニムロッドやタイボルトの死など、爆裂アンコールは聴けずじまいでした。

 風邪と花粉症の合わせ技のバッドコンディションゆえ、両鼻にはティッシュを詰めてVC3000のど飴を舐めつつ臨みましたが、それでも途中、鼻水が溢れたり咳やくしゃみの発作が出たりでシンドかったです。

 金曜もサントリー、バッティストーニ&東フィルのマーラーです、余りチケット無料提供してますので、ご興味ある方は本館トップページをご参照下さい!

0 件のコメント:

コメントを投稿