2014年11月11日火曜日

パッパーノ&聖チェチーリア管のアルプスSym

 仙台での学会より帰還、微妙に寒かったです。向こうでラーメン5杯、よって体重1kg以上増加(涙)。

 帰りの新幹線、道中前半車内は暖かだったのに、後半空調が冷房に転じ、頭上から冷風が降ってきて発狂しそうになりました。

 その足でサントリーに向かいパッパーノ&聖チェチーリア管に参戦、同コンビ7年前の来日時(マーラー1番噴水、松)には4-5000円だった最安席が今や9000円、インフレ価格のせいか、かなり空席が目立ちます。

 メインはアルプスSym、そして前座に同曲(及びばらの騎士)の元ネタ?になってるブルッフVn協を持ってくる絶妙プロ、ありそうで無かった気がします、このパターン。

11月11日(火) サントリーホール
 パッパーノ&ローマ聖チェチーリア管 ロッシーニ セヴィリアの理髪師、ブルッフ VnC、R.シュトラウス アルプスSym
オケは対向配置、最初のロッシーニは弱音を殊更に抑えラストは超快速テンポ、続くブルッフのソリスト諏訪内晶子は紫のドレスで大胆な弾きっぷりでアンコールにはバッハのしみじみ系。後半アルプスSymはHr9(うちワーグナーチューナ持ち替え4),Tp4,Tb4,Tuba2、Tp2名とHr4名は舞台裏バンダ掛け持ち、夜明けはスローテンポでじっくり、それ以降はやや速めながら各動機に細かく抑揚を付け飽きさせず、頂上では弦中心でHrは余り吹かない音作り、TpトップはハイD含めソフト系の吹きっぷり、オルガンは奏者裏の席(Pブロック中央最後列)だったのに存在感薄く、「やはりサントリーのオルガンはパワー不足なの?と思ったらさにあらず、嵐になるとオルガンが強烈!オケがよく聴こえませんでした(笑)。アンコールは"ウィリアム・テル"から2曲、まず軽快な曲を快速テンポで、続いて拍手が鳴ってるうちにお約束の序曲後半がスタート、これも快速テンポ、例によって会場大興奮です。

 このオケ、前は「ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団」と呼んでいたのにいつの間にか「ローマ・サンタ・チェチーリア国立(アカデミー)管弦楽団」と微妙に呼称が変わってます、こちらが正しい訳とのこと。

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