高速バスを乗り継いで石川から茨城に復帰、よく晴れていはいましたが火曜以降ずっと20度に届いておらず寒々、日中職場に出るのも昼休み壁打ちするのも今週初めて。
壁打ちで訪れる旧キャンパスのムクゲ、紫の花をまだ1輪残しています。
夕方早めに職場を脱走してサントリーへ、聴いたのはインキネン&日フィルの7番、このコンビのマーラーは1番、3番、5番と聴いて感心した試し無く、もういいかな、と6番をパス、したらハンマーを3回叩いたとの噂を聞き、「意外とケレン味あるじゃん!」とまた7番に参戦を決意し安価入手作戦敢行、前座にシベリウスのレア曲を聴けるのもいい所。
土曜(15日)公演を入手すれどその後別件入り、掲示板で金曜(14日)との交換を募るもレス無く、已む無くそれを人に譲り、改めてヤフオクで14日公演を入手、ただそのチケットの持ち主はその14日公演をヤフオクで手放して15日公演をヤフオク入手しており、もっと早くお互いを認識していたら交換するだけで済んだものを…。
11月14日(金) サントリーホール
ピエタリ・インキネン&日フィル シベリウス 大洋の女神、マーラー Sym7番
前半シベリウスは実演は初めて(たぶん)、3管の大編成でHpが2本、前半は3番を後半は5番や6番を想起させる曲調で、終盤盛り上がりでの弦とHrが雄大。後半マーラーはHr5,Tp3,Tb3でギターとマンドリンがTpの並び!冒頭ソロはユーホ(っぽい楽器)、女性の専業奏者で独特の歌い回し、メガネのHrトップが豪快、外人Tpトップはやや心許ない吹きっぷり、Tbトップが少し目立ち、ブラス全体では鳴りはぼちぼち、第2楽章後に弦だけ軽く音合わせ、インキネンは緩徐部で少し粘ったり、両端楽章は終盤でテンポの追い込みがあったりはするも基本あっさり系、終楽章など意図的に軽めにしている印象、その分アンサンブルが重要なのに、第2楽章の途中までやや雑な感あり、でしたが第2楽章終盤から少し持ち直してました。
例によってラスト1音余韻の残るうち拍手がスタート、ブルックナーを聴く人の方がマーラー好きより行儀がいいのか、たまたまなのか。
アンサンブルに関しては、インキネンが「明日はもっと良くなる」ってアフタートークで言ってました(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿