2014年11月5日水曜日

秋山&洗足音大管のローマ3部作

 終日の曇り、気温は連日20度に届かず寒々、横浜で講義をした帰り道、洗足音大に寄って秋山和慶指揮する洗足音大オケを聴きました。

 演目は大好物のローマ3部作、秋山はプロオケを指揮する時と比べ、ここの学生オケを振るときは明らかにケレン味が増して面白くなる傾向がある(ラフ2幻想など)ので楽しみ。

 数年振りに訪れた洗足音大、ゲートを入ったところに新しくドーム状の建物が聳えていてビックリ!

11月5日(水) 前田ホール
 秋山和慶&洗足学園音大管弦楽団 ローマの噴水、祭、松
噴水はHr5(全員女性!)、Tp3,Tb3、トリトンでの朗々Hrとトレヴィでの豪快バストロが印象的、1曲毎にコンミスと管の相当数が入れ替わって(Hrは入れ替わっても女性のみ!)祭はHr5,Tp4,Tb3、バンダはオルガン左脇バルコニーにTp3、弦の鳴りよく持続音の最後で少し持ち上げる表現が印象的、ブラスもよく鳴って全体で分厚い響き、主顕祭の後半では秋山は激烈なテンポの追い込み。
 休憩を挟んで松、本隊はHr5,Tp3,Tb3(うち男性はTp,Tb各1名のみ!)、カタコンブの頂点ラストでHrがベルアップして吼えたのが印象的、Tpソロは舞台裏左側、アッピアのバンダはオルガン右にTb2、左にTp4、後者の鋭角的な吹きっぷりが印象的(コルネットでソフトにやるケースが多いので)、ラストは本隊Tpがそれに負けず吹ききって大迫力、そして最後の1音は長めかつクレッシェンド、とケレン味たっぷり!

 秋山のケレン味は期待より低め、でしたが、要所ではそこそこ魅せてくれました。

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