2014年12月15日月曜日

シリーズ第7作はクローズドサークル、画期的な見取り図付き - 森博嗣「六人の超音波科学」

 昨夜のフジ、F1ダイジェストの第3回、最初にマーラー5番の冒頭が!

 最低-5.5度と今季初のマイナス5度割れ、霜柱ザックザク。

 本日も秋の課題図書、Vシリーズ第7作です。

六人の超音波科学者 森博嗣
 いつもの面々は怪しげな研究所を訪問、途中の橋が落ちて文字通り"嵐の山荘"的クローズドサークルとなる中で起きる殺人、加えてこれまでに無かった危機的状況も。やや無理がある部分もありますが、ファイダニットも兼ねたミステリー度もなかなか。

 なにより注目すべきは見取り図が付いた点、森作品では初めてなのでは? これまで氏の作品では舞台がイメージできず何度もイライラさせられてきただけに画期的! ま、見取り図の存在そのものが作者の罠、という説もありますが(笑)。

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