雪は雨に転じ、積もる心配がなくなったので雪かき帰省は終了、これから夜行バスで関東復帰予定。
本日はこの帰省時読んだ本から、秋の課題図書の流れで同著者の四季シリーズへ突入、犀川&西之園シリーズの陰の主役であり、紅子シリーズにすらその影を落としていたあの方が、遂に表舞台に立ちます。
実は本作、「F」のドラマ版で真賀田四季を描く際にその内容がバラされちゃうかも、との懸念でVシリーズより先に読み始めたところ、(自分には)初見の人物が次々と意味ありげに登場するため、危険を感じて中断、発表順を確認し、先に書かれたVシリーズに着手した次第、いやぁ、そうしてよかったです、と言うか、そうしないと感興半減です。
四季 春 森博嗣
真賀田四季の8歳頃が描かれます。殺人事件や透明人間などそこそこ謎はあり、ミステリー的語法で解き明かしてはくれますが、何より登場人物や話の流れがVシリーズ最終巻から直接繋がっていることが最大の驚きです。
と言う訳でこのシリーズ、S&MシリーズおよびVシリーズを未読の人は読まない方が身のためです。
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