よく晴れて日中は12度台とやや高め、本日はマーラー5番のハシゴ、ただ朝イチの試合が早々に終わり、1発目のコンサートまで少し空いたので、単線の東武線で野田から大宮に移動、後輩の卒業生戦に挨拶。
その後、渋谷に出てまず聴いたのはヤングヤマカズ&日フィルのマーラー"ツィクルス"第5弾、苦手の4番はパスしたので去年の3番以来です。
2月27日(土) オーチャードホール
山田和樹&日フィル 武満徹 ア・ストリング・アラウンド・オータム、マーラー Sym5番
前半武満はVla協奏曲っぽい曲でソリストは個性的衣装の赤坂智子、オケが3管の大編成、滅多に見ないコントラバスClまであって驚き。後半マーラーはHr7,Tp4,Tb3、第1楽章は葬送部分を遅く粛々と奏し、激しい部分との対比大きめ、Tpソロのオッタビアーノは弱音のコントロールが巧み、尻上がりに調子を上げ、終楽章最後の吹きっぷりは見事、Hrソロは好不調の波あり、第2楽章後、第3楽章後と2度も音合わせ!プロでは珍しいかも。第4楽章が遅めテンポ基調に聴かせどころでは更に遅ーく、と個性的な表情で(必ずしも意図通りにならない部分も散見すれど)本日のハイライト、終楽章もやや遅めで各フレーズを細かく強調、Tbはソロ、全体での吹きっぷり共によく、最後のブラスの爆発度はなかなか、勿論急加速してフィニッシュ。
ホールも席位置も違うため推定ですが、ブラスの鳴りでは一昨日の東フィルを上回っていた気がします。
続いてサントリーに移動してアマオケで本日2度目の5番、それはまた次の記事で。
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