2016年2月4日木曜日

アルプス一万尺

 先日終了「傘をもたない蟻たちは」、加藤シゲアキ原作ってだけで驚きなのに、原作者本人の出演で2度ビックリ。

 原作者と言えば「南くんの恋人」最終話、テロップで内田春菊が出てたと知りビックリ、どこに?

 ドラマでもう一つ、今週の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で有村架純が「アルプス一万尺」を歌ってましたが、自分の記憶と違ってました。特に

アルペン踊りを さぁ踊りましょ♪

 の部分、自分の田舎では「さぁ」なんて入りません。この点は後日よく調べてから加筆します。

<追記>
 気になった1コーラス目の歌詞は以下の通り:

アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを さぁ踊りましょ

 「小槍(こやり)」とは槍ヶ岳の頂上近くにある急峻な隆起のことらしいです。

 まず「こやりのうーえで」を「となりのいーえで」って歌ってました(笑)。ま、わざわざ隣の家に行って踊るのは迷惑な話だとは感じてはいたんですが。

 それはいいとして、気になったのは最後の連、自分の知ってる歌詞には「さあ」は入りません。

 と言うか、「さあ」なんて入れちゃうと、ラーンラランラ・ララララの前にヘイ!を入れられないじゃん!

 しかーし!ネット検索してみると両方の説があるどころか、「さあ」入りの方がかなり優勢、ただ作詞者不詳とのことゆえ、正解が判らず。

 ならばとYutube検索で歌を聴けば、双方のタイプの歌唱例がどんどん出てきます。

 より正確には「さあ」入りには2通りあって計3通り、当該小節の4拍をどう区切るかで分類すると:

1. さあ  おど  りま  しょ

2. さぁおど りま しょ  ヘイ!

3. おど  りま  しょ  ヘイ!

の3パターン、有村架純はパターン1、自分が馴染んでたのはパターン3です。

 ただ、色々と聞いていると以下のことが分かってきました。

・パターン1の場合でも2コーラス目以降(歌詞はそれぞれ違う場合あり)は、全てパターン2か3の歌詞の割り振りで4拍目は休符、または「ヘイ!」が入る。
・(一番古そうな)NHK「みんなのうた」のソノシートらしき音源では、パターン3で歌っている

 以上から、ドラマで歌われていたパターン1は整合性の低い亜流で、自分の記憶するパターン3を本流と勝手に(笑)判断します。

 因みに原曲の"Yankee Doodle"も聴いてみましたが、当該小節は常に4拍目まで歌詞が入る歌い方で、"Hey!"なんて勿論無かったです(笑)。

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