2018年9月29日土曜日

ラトル&LSOのそこそこケレン味シベリウス5番

 「インベスターZ」の早見あかり、最近膨張し過ぎなのでは。

 曇りのち雨、20度は超えそう、早起きして東京に出て小雨の中テニス、午後は連日のラトル&LSO、今日はシベリウス5番!

 LSOのシベ5と言えば、10数年前のコリン・デイヴィスとの来日公演を思い出します。

9月29日(土) サントリーホール
 サイモン・ラトル&ロンドン響 ラヴェル マ・メール・ロワ、シマノフスキ VnC、シベリウス Sym5番
 今日の弦は音域順、最初のラヴェルは各パート精妙にコントロールされ美しい音色、終曲の壮大さもなかなか。続くシマノフスキは3管の大編成、強奏部の迫力は壮烈、ソリストはラトルよりデカいジャニーヌ・ヤンセン、アンコールに舞台左奥にあったピアノを利用してラトルとデュオでラヴェルを。後半シベリウスはHr5,Tp3,Tb3、冒頭から各パート活き活き、時にやり過ぎな位ppを強調し、寄せては返すクライマックスも大袈裟でケレン味たっぷり、低弦を強調し弦全体の鳴りもこれまで聴いたLSOで最高かも、Tp筆頭にブラスの吹きっぷりもなかなか。アンコールはスラブ舞曲、遊びながらも鮮烈に。

 この2日間、過去10回以上聴いてるLSOの来日公演の中では屈指の完成度でした。ラトルと相思相愛なのでは。
(因みに私的LSOナンバー1公演は80年代前半、アバドとのマーラー5番@東京文化会館です。)

 昨夜もそうだった気がしますが、前半最初のステージ、何故か音合わせは女性トップサイドが務め、長身のコンマスはそれがが終了してからの入場、LSOの伝統なんでしょうか? 以前の公演でそうだったかは覚えてませんが…。

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