2019年3月26日火曜日

インバル&都響のショスタコーヴィチ5番ふたたび

 曇りのち晴れ、最高16度弱は昨日とほぼ同じながら朝晩冷え込まないせいか随分暖かく感じます。近所の遊歩道の桜も咲き始めました。

 夜はショスタコ週間2日目、インバル&都響で5番です。このコンビのショスタコは11番5番4番10番8番7番と聴いてきたので、で聴く5番は2度目になります。

3月26日(火) 東京文化会館
 エリアフ・インバル&都響 ブラームス 悲劇的序曲、ブロッホ ヘブライ狂詩曲、ショスタコーヴィチ Sym5番
 最初のブラームスは弦がなかなかの切れ味、続くブロッホのソリストはガブリエル・リプキン、最後の盛り上がりでのブラスが迫力、アンコールが無くてホッ。
後半ショスタコはHr5,Tp4,Tb3、譜面台を使わず、唸り声が5階席に余裕で届くインバルは、第1楽章やや速め、第2主題はかなり速め、中盤Tbがいい吹きっぷり、Hrトップはしっかり休んだのに再現部のソロが今一つ、第1-2楽章、第3-4楽章を続けて演奏、第2楽章はテンポを細かく動かし表情たっぷり、Vnソロの終わり際、Vlaの合いの手をffでやってビックリ。第3楽章も各所で溜める表現、Obソロが美音、後半主題回帰の部分がかなり弱音で個性的、低弦が重量感、終楽章は遅く始まってじわじわとしか加速しないスタイル、緩徐部前半で弦を思いっ切り弾かせ、コーダのテンポはやや速め程度、Tpはそこまでやや吹きっぷりに不満ながら、ハイCだけはバッチリ。

 前回の5番の感想を読み返してみると終楽章のテンポ以外はほぼ同じ、第2楽章のビックリ合いの手のことも書いてあって、ボケ老人の記憶力の無さに今更ながらに驚かされます。

 その足で夜行バスに乗りスポット帰省へ。

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