2019年3月3日日曜日

ひな祭りにマーラーのハシゴ、その1 - 飯守泰次郎&ワグネル・ソサエティ・オケの5番

 予報と違いいつまでたっても雨上がらず、結局終日の雨模様、朝方と夜に6度台になれど日中は5度前後と逆三角形の気温推移。

 当然テニスは出来ず午前は東京マラソンをTV観戦しつつ休養、午後は東京に出てアマオケのマーラーをハシゴ、まずはサントリーでワグネルの5番。

 実は同じ時間帯にショスタコ専門爆演オケ、ダスビの6番もあって、迷いに迷ったんですが、飯守泰次郎が以前読響と重厚長大系の1番をやった演奏が強く印象に残っており、その再来を期してワグネルを選択、ここ15年でダスビに参戦しなかったのはウルバンスキ&NDRと重なった年に続いて2度目、ちょっと口惜しい。

3月3日(日) サントリーホール
 飯守泰次郎&ワグネル・ソサエティ・オーケストラ ワーグナー トリスタンとイゾルデ、R.シュトラウス "サロメ"より7つのヴェールの踊り、マーラー Sym5番
 弦は2ndVnとVlaを入れ替えただけの対向配置、最初のワーグナーはHr5,Tp3,Tb3、整ったサウンドながら熱量は低め、弦バス前列4名が全員女性!続くR.シュトラウスはTbが4本に、ただこれも熱狂度低め、後半マーラーはHr7-8,Tp5,Tb3、期待に反し飯守にしては濃さも粘りもなく安全運転の感、Tpトップは頼りなく、Hrトップはなかなか、Obトップが存在感、いい響きの弦の中でも2ndVnが出色の鳴りで本日のMVP、最後までブラスの鳴りはぼちぼち程度でフィニッシュ、アンコールは無し。

 やっぱダスビにすればよかったか…、とほぞを噛みつつ荻窪へ、次は2番!

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