晴れ、朝マイナス2.4度と冷え込み、日中は最高12度強とほぼ平年。
本日は先週末に読んだ本から、「教場」「教場2」「教場0」に続くシリーズ第4作は初の長編、短編の名手のイメージのある著者が長編でどんな輝きを見せるのか注目。
風間教場 長岡弘樹
長編ならではの趣向を期待したんですが一つの期の入学から卒業までを複数の謎をちりばめて描く内容は単に初期2作と同じ、しかも謎のレベルはかなり薄味に。新しいのは初めて風間の視点になっていることのみ。全編を通じた謎はあるにせよそれは連作短編でも同じこと、シリーズに馴染んだ人ゆえの感慨を除けば著者の作品としては水準以下の感。
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