中野で観劇した後、サントリーへ。
聴いたのはコバケン&読響のマーラー1番、コバケンの巨人は5回かそれ以上聴いている印象はあります(直近だと'21日フィルとの演奏)が、読響とのコンビでは初めてかも、と思って急遽参戦した次第。
4月21日(金) サントリーホール
小林研一郎&読響 メンデルスゾーン VnC、マーラー Sym1番
客席は満席、前半メンデルスゾーンのソリストは青木尚佳、アンコールが無くてホッ。後半マーラーはHr7,Tp5,Tb3、TpとHrの間に専業補助Tb(女性!)、Hr側左端の女性Tpは4番と5番の楽譜を載せてます(しかもinF)。唸り声が減った(気のする)コバケンは譜面台使用せず、最初からTpが5名乗っていて不思議に思っていると、冒頭の舞台裏ファンファーレは舞台上で綿のようなミュートを付けての吹奏、リピート無し(賛成!)の第1楽章クライマックスはブラスを盛大に鳴らし快感、第2楽章も華麗に、冒頭弦バスソロがやや上手過ぎだった第3楽章、後半はマーラーの俗っぽさとコバケンの浪花節がよくマッチ、終楽章もブラス開放して豪快、長谷川Tpトップものびのびベルアップ、緩徐部はコバケン的情感たっぷり、珍しくTbがフライングしたミュート早業ファンファーレはアシを使わず各自で(ミュート手渡しはしてました)、Hrは楽譜指定時に立たず、コーダでブラス全員が起立(笑)。お得意の口上は無し。
一昨年の演奏はコロナの影響か迫力不足を感じましたが、今夜はコバケンらしい開放的サウンドを満喫、あと最終的にブラス全員が立つのは基本同じですが、パターンはその時によって少し違うことを認識しました。
ホールを出ると雨、えっ!聞いてないし…。
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