2023年4月15日土曜日

P.ヤルヴィ&N響のヨセフの伝説、アルプスSym

 ほぼ終日の雨、午前&午後2か所でテニスの予定が全部中止(涙)。夜半16度あった気温も下がる一方、日中ほぼ13-14度台と低め。

 朝寝&HD録り溜め分を消化してから昼過ぎ東京へ。先日田舎の葬式の返礼品で届いた折り畳み傘を携行、ジャンプ式で握りのボタンでパッと開いて嬉しかったのはいいけれど、同じボタンをうっかり押したら自動で閉じてしまい、もう1度開ける方法が1分くらい分からずずぶ濡れに(涙)。

 中学のブラス同級生と合流して聴いたのはP.ヤルヴィ&N響、コロナで延期されていたオールR.シュトラウスプロ、メインのアルプスSymは勿論ですが、前座の「ヨセフ伝説」はその中学時にケンペ&ドレスデンのLPで何度も聴いた曲、それを実演で聴けるなんて、と苦手なNHKホールへ、本来なら芸劇で聴けた筈なのに…。

4月15日(土) NHKホール
 パーヴォ・ヤルヴィ&N響 R.シュトラウス 「ヨセフの伝説」より交響的断章、アルプスSym
前半ヨセフはHr8(倍管!),Tp4(1stアシに女性),Tb3、Tpトップは難所の弱音ハイトーン含めしっかりこなし、ラストの迫力もまずまず。後半アルペンはHr9,Tp4(女性は降り番),Tb4(バストロは巨大楽器),Tuba2、ヤルヴィは標準テンポで余りアクの無い表現、TpトップはハイD含めほぼ完璧、(自由に吹かせた感じの)頂上Obソロは遅めで情感豊か、嵐でのブラスも豪快、日没以降はやや大人しめ、かなーり長めだったラスト1音の後、約15秒の黙祷。

 P.ヤルヴィの表現、実演ではあっさり系に感じましたが、後でFMで聴くと要所で意外と情感豊かでした。

 先日の佐渡&新日フィル、および1月のヤングヤマカズ&読響との在京メジャーアルペン対決、3者とも立派な演奏でしたが、期待値がかなり違うせいか、個人的にはほぼ期待値通りだったN響や読響より期待値をかなり上回った新日フィルに軍配を上げます。

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