2006年1月16日月曜日

ゲルギエフ&マリンスキー歌劇場の黄昏

 曇りがちの一日。そのせいで朝は昨日の暖かさが残っていましたが、これからまた寒さが戻ってくるんでしょうか。

 これからマリンスキー歌劇場の「黄昏」。リング2サイクルに加え日替わりメニューのコンサートと、1月はゲルギー月間の趣。そのため、最安席に限っていても所持金が底をつき、ついに千数十円。往復の電車賃にも足りないので同僚に千円借りて出陣です。例によって記事だけ作っておきます。

 戻りました。先週の「ワルキューレ」よりずっと良かったです。

1月16日(月) 東京文化会館
 ワレリー・ゲルギエフ指揮マリンスキー歌劇場 ワーグナー 神々の黄昏
遅めのテンポと少々雑なところは相変わらずでしたが、今日はオケの鳴りが違いました。第1幕半ばで既に「ワルキューレ」の終幕と同じレベルで、幕切れでは更に1クラス上の音量。また第2幕では合唱がかなりの迫力で、それにかぶせる時の金管は吹きまくってました。席を移動したせいか、終幕では少し迫力がにぶった気もしましたが、トータルでは大満足の音響です。演出も相変わらず仕掛けの少ないものでしたが、「ワルキューレ」よりは動きがありました。

 このコンビを聴くのは6、7回目ですが、初めて「ロシア的」な馬力を感じました。明日は給料日、千円を返せます。

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