2006年1月23日月曜日

ゲルギエフ&マリンスキー管のリングダイジェスト

 日中も3度程度と昨日より寒く、雪がアイスバーンに転じた場所の面積は広がった感じです。雪国出身ゆえ、雪道の自転車には自信があるのですが、特に滑りやすいタイヤなので(2005/6/24参照)注意しなければ。

 先程、またも東京文化でゲルギエフを聴いてきました。

1月23日(月) 東京文化会館
 ワレリー・ゲルギエフ指揮マリンスキー歌劇場管 ワーグナー リング抜粋
以前からそうだったか憶えてないのですが、ゲルギエフは指揮台を使わず、オケ奏者と同じ地平で指揮、また指揮棒は使ったり使わなかったり。遅めのテンポで、しかし思ったほど粘らないところは先週聴いた舞台公演と同じ。少しだけ表現が細かめに、テンポも動きも大きめになった気もします。オケの鳴りは「ワルキューレ」の時の平均より上で、「黄昏」の時より若干おとなしめ。本公演ではピッチが合わなかったティンパニ(オペラやマーラーなど長丁場では仕方が無い)も、今日はバッチリでした。
 このコンビにしては軽めのプロなので当然アンコールがあり、予想通りの「ローエングリン」第3幕前奏曲。ここに至ってやっとブラスが全開で吹いた感じで、このコンビでこのアンコール曲を聴くのは3度目ですが、始めて羽目を外し気味のサウンドが聴けました。

 弦のプルト数はピット時より増えてる筈ですが、厚みはともかく音の伸びが減った気がしました。舞台公演の際はPAを使っていたのか?それとも気のせい?

 オケ部分にしか興味が無いので、この公演のチケット(4,500円)が早めに手に入っていれば、無理して「リング」を3公演(9,000円×3)も買う必要が無かったのに、と後悔しきり。このコンビ、明日はマーラーです。

0 件のコメント:

コメントを投稿