2012年4月26日木曜日

尾高&東フィルの松

朝の最低14.8度は今季最高値、日中は21度台と平年やや高め、4月も半ばを過ぎる自室の温度が15度を割ることはなくなりましたが、今朝は今季初めて室温が18度を超え、朝風呂上がりになかなか汗がひかない、という感覚を久々に味わいました。

 夜は直前に格安GETしたコンサート、「松」月間の第3弾となる尾高&東フィルです。しかも何と前座にまずチャイコの4番、以下後にゆくほど短い曲、という変わったプロ、ただ昔は珍しくなかったらしく、父君の尾高尚忠氏が実際にN響定期で同種のプロをやった(その時の前座はブルックナー9番!)とのこと。

 開演直前に2階R2列中央付近の自席に着くやいなや、目前に係の女性が登場、「サンダル禁止です」と言われるのかと思いきや、「ここにバンダが参りますので、代わりにこの席を」と渡されたのは2階センター、ラッキーです。

4月26日(木) オペラシティ
 尾高忠明指揮東フィル チャイコフスキー Sym4番、ハイドン Vc協奏曲1番、レスピーギ ローマの松
 前半チャイコでは弦の揃いがやや悪く伸びに欠ける印象ながら、ブラスはなかなかの鳴り、3楽章からアタッカで入った終楽章は快速テンポ、しかもコーダで更に加速、そのテンポの割にはアンサンブル・迫力共になかなかでした。
 後半はソリストにイケメン系?横坂源を迎えたハイドンで一服してから本命レスピーギ、カタコンブのTbとHrがかなり吹いていたことと、ジャニコロで冒頭に3度、最後に1度、計4度同様のパッセージを吹くClソロの、2度目と4度目が(舞台裏?と思う位)未体験の超弱音だったことが印象的、パーカッション2名が途中退場していたので鳥笛を舞台裏か3階あたりで吹く演出(たぶん、しかも1人はアッピアの冒頭しばらく吹いていたかも)の後、アッピアのバンダは2階バルコニー席真ん中辺りにLとRにそれぞれTp2本+Tb1本ずつ登場、2階センターではその立体音響の効果は減じましたが、最後はまずまずの迫力でした。

2 件のコメント:

花岡実太 さんのコメント...

国立マーラー楽友協会 が5/6にマーラー9番を演奏するようです。

pic1025 さんのコメント...

うひゃあ、いつも貴重な情報有難うございます!
年末年始以外にも活動するとは驚きでした。
これから数日は国立マーラー楽友協会のHPをウォッチします.
6日は夜にモーニングフィルの2番があるので時間帯が重ならないことを祈るのみです。

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