2014年5月1日木曜日

シリーズ第4作は長編にして小団円 - 三上延「ビブリア古書堂の事件手帖4」

 最近の悩みは「プールdeブログ」と「ビジネスクリック」の時間帯が重なること、でも今週はうまくずれてます。

 昨夜は雨が強くなってから気温が上昇、朝まで降り続き、最低気温は16.5度とかなりの高さ、部屋の温度も今年初めて20度に到達!そろそろコタツも仕舞い時か。
 
 昼前からまずまず晴れて、予報通り気温も上昇し最高24.5度、今日から5月、昨日一旦戻った服装もまた半袖半ズボンへ。

 ただ夕方の同僚との週一テニスの時間帯だけ夕立(涙)、しかも直前まで出来る、と思って外に出たため全身ずぶ濡れ、これも「ところによりにわか雨」って予報通り、日頃の行いが悪いらしい。

 このひと月半、毎週の様に帰省していたため、読んだけれど感想を記していない本が溜まってます。本日はその中から。

 ただ、前回まで取り上げていた本との流れから、一番最近、と言うか本日読了した本から。最初の3作を読み、次作未入手のため途絶しそうになっていたシリーズ、さきおととい田舎(小松)のブックオフの100円棚で発見、即帰り道に読み始め、さっき読了した第4作です。

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ 三上延
 今回のテーマ作家は乱歩、しかも今回は長編!と"日常の謎"系の開祖、北村薫の円紫シリーズを思わせる流れ、軸となる乱歩に因んだ暗号の謎に関しては長編を支えるには心許ない気はしましたが、あの人が遂に登場して対決する展開は本シリーズ全体の山場とも言え、物語は小団円へ、ミステリー的にはやや不満でしたが、最後に明かされるネタで少し挽回。

 ストーリー的にもひと区切り、しかもミステリー度は程々レベルなので、第5作以降は読まないかも、ともあれ、これでやっと積ん録状態のドラマ版を観られます。

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