さすがテレ東、昨夜から久々に格闘技のレギュラー番組スタート! と思ったらTUFの日本版か…、ま、でも無いよりはマシ。
七夕、くらい晴れるかと思ったら曇り、と言うか時々小雨、これで7日間連続の雨模様、気温も3日連続して夏日に届かず(涙)。
夜は東京に出てプレトニョフ&ロシア・ナショナル管へ、茨城と違って東京は降ってない感じです。
このコンビは近年この時期よく来日してくれますのでショスタコ5番、チャイコ6番、白鳥の湖、チャイコ4番と聴いてますが、だんだん当初のシャープさが失われてきている印象を持ってます。
7月7日(火) 文京シビックホール
ミハイル・プレトニョフ&ロシア・ナショナル管 グリンカ ルスランとリュドミラ、チャイコフスキー PC1番、ラフマニノフ Sym2番
これまで通り低弦が左にくる対向配置でパーカッションが右脇、前半はHr4,Tp2,Tb3、ややおぼつかない足取りで入場したプレトニョフ、でも最初のルスランは颯爽テンポ、ただブラスはぼちぼち(←これも最近の傾向通り)、続くチャイコPC(第2楽章冒頭Flソロが音符を変えていた気が・・・)、遠めに見てまだ子供のソリスト牛田智大は同じフレーズでもプレトニョフ&オケより粘り気味の表現、アンコールにはチャイコのしみじみ系を情感たっぷりと。
後半ラフマニノフはTpが増えて3本に、第1楽章遅ーいテンポでスタートし、途中からやや遅め程度へ、その後も緩徐部では大きくテンポを動かして独特の歌い回しや独特の間などアク強めの表現、以前より縦の不揃い気にせず、より巨匠風になった感じ、オケではHrトップ(東洋人っぽい風貌ながらメンバー表ではフツーのロシア名でした)、Clトップ、アングレなども見事、弦は同じ席位置で聴いたサンクトペテルブルクフィルに比べると厚みに欠ける印象ながら、ブラスは要所でまずまずの鳴り、何より髭のTpトップが時にバランスを破壊する(これぞロシア!)朗々たる吹きっぷりで彼のみロシアンブラス度80%、アンコールはハチャトゥリャン"仮面舞踏会"ワルツをこれまで聴いたことの無い程ケレン味たっぷりに、これが本日の個人的白眉!
初来日の頃はロシアっぽくない響き(意図して?)のオケでしたが、だんだん演奏の精度が落ちてきた印象がある反面、以前は希薄だったロシア臭さが出てきていい感じに熟成されてきたのかも。
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