2015年7月12日日曜日

真夏日に個性的展覧会 - 御法川雄矢&FAF管弦楽団

 今日も、と言うか昨日をも上回る最高32.7度と連日のテニス日和、なれど練習場所無く午前は教え子の応援、午後はアマオケ。

 川崎で聴いたのは7-8年前になかなかのマーラー9番を聞かせてくれたオケ、今日のメインは展覧会です。

7月12日(日) ミューザ川崎
 御法川雄矢&FAF管弦楽団 ワーグナー ローエングリン第1幕前奏、R.シュトラウス Ob協奏曲、ムソルグスキー 展覧会の絵
 対向配置で弦バスは左、最初のワーグナーはHr4,Tp3,Tb3、コンマスが激ウマ、続くR.シュトラウスでのソリストはN響の池田昭子、Vlaトップに存在感、後半ムソルグスキーもHr4,Tp3,Tb3、冒頭プロムナードではTpソロ(女性でなかなか上手)およびブラス全体はソフトでレガート気味に、一方弦はアクセント気味に歯切れよく、続く小人では激しいテンポのオンオフ、古城のSaxソロ(専業、バリウマ)ラスト2音をグリッサンドで繋げ、ゴールデンベルクは控えめなのにシュミイレ(ピッコロ使用)は派手め、と御法川氏の解釈は過去聴いた誰よりも個性的、ビドロのソロは(中型楽器に持ち替えたとはいえ)そのままチューバ!Tbトップがいい吹きっぷりでカタコンブやババ・ヤーガは豪快、パウゼを多用し時にはチェリ&ミュンヘンフィルよりも遅くなったキエフの大門も弦管含めてかなりの迫力。アンコールはローエングリン第3幕でしょ、と思ったら意外にも亡き王女のためのパヴァーヌ!展覧会ではやや不安だったHrトップがソロを見事にこなし、Obトップが情感たっぷりの吹き回し。

0 件のコメント:

コメントを投稿