2015年7月19日日曜日

小泉&都響、本気の名曲プロ

 東京に出て午前テニス、午後コンサートと典型的休日、さすがにもう梅雨明けか、最高34度台と今季最高いい感じの焼け付く暑さ。

 練習を早めに抜けてサントリーへ、聴いたのは都響による所謂名曲プロ、特に興味ある内容ではなかったんですが、S席ペア招待チケットが回ってきたため、珍しくクラシック初心者を誘える、と喜び勇んでの参戦、でも連れにあっさり直前でフラれてシングル参加、空しい…。

7月19日(日) サントリーホール
 小泉和裕&都響 マイスタージンガー、弦セレ、軽騎兵、中央アジア、スペイン奇想曲
 上記事情によりすっかり気落ちしての臨戦、名曲プロだから契約団員主体かも、と思っていたらさにあらず、矢部&四方のツートップが揃い、ブラスもよく見る顔ばかり、普段の定期でもこんなに揃ってること少ないかも、とビックリ! 最初のワーグナーはHr4,Tp3,Tb3、この曲に相応しい音の洪水を満喫し、続くチャイコフスキーもむせ返るような弦の厚みと表現の幅、同曲実演ではベストだったかも(ま、回数は少ないけど)。後半はTpが減って2本に、スッペはつまらない曲と思ってましたが初めて?プロで聴くとブラスの豪快さと弦の聴かせ所などそれなりの良さを感じ、続くボロディンは労多くして実り少ない感のある曲、Hrソロが見事、締めはR=コルサコフ、ブラスの鳴りはぼちぼち程度ながら、ラストのテンポアップの畳み掛けが印象的。マイクによる口上の後、アンコールは"エフゲニー・オネーギン"ポロネーズを弦が腰を浮かせたり、指揮者が客席を向いたりとノリノリで。

 所謂名曲寄せ集めプロ、を本気でやる姿勢に感服しました。

 明日はアマオケのマーラー、1番です!

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