2015年7月23日木曜日

久々の競演はシリアルキラーと斜陽の新聞業界 - マイクル・コナリー「スケアクロウ」

 昨夜はツールのアルプス決戦第1戦をweb観戦、ヴァンガーデレンのリタイヤ、コンタの下りでの落車など衝撃の多い展開。

 今日は研究室の引っ越し、ほぼ1年で前のキャンパスに復帰、ただ自宅の引っ越しも今月中、同じ町内なので台車でコツコツ引越し開始。

 リヤカー引っ越しは2-3度経験あれど、台車は初めて、5往復で力尽きました、新居がエレベーター無しの4階、狭い階段を荷物を持って上るのがシンドい。

 夏のコナリーミニ祭り、3冊目は「ザ・ポエット」の主人公、ジャック・マカヴォイとレイチェル・ウォリング、12年振りの競演です!

スケアクロウ マイクル・コナリー
 何と新聞社でクビを言い渡されたマカヴォイ、最後に携わった一見単純な事件が不気味なシリアルキラーへと繋がり、再びレイチェルと共に犯人に挑むサスペンス、展開が「ザ・ポエット」と似ている上、犯人の凄みはやや落ちるため、ミステリーとしてのインパクトもやや落ちる印象、ただ斜陽の新聞業界に関する元新聞記者としての著者の主張が詰まってる点が本作のキモか。

0 件のコメント:

コメントを投稿