2015年8月17日月曜日

シリーズ2作目にして初長編はバリバリのクローズドサークル - 大倉崇裕「七度狐」

 衝撃、本日のボケ老人:
青春18切符を実家に置き忘れる…(涙)。

 まあ、今回のお盆の帰省、戻りの旅は夜行バスゆえ現時点では実害は無いのですが、今後18切符を使う計画は色々あるため、かなりの損害です。

 台風が去っても低気圧の影響で不穏な雲行き、気温も真夏日に届かず(涙)、ただ日中は左程の降りじゃなく、夕方合間を縫って自転車で最寄り駅に出る位余裕、と思ったんですが、数分で降ってきてそのまま本降り、結構ずぶ濡れ。

 本日は帰省時に読んだ本の2冊目、処女作「三人目の幽霊」に始まる、落語専門誌の編集長と新人女性編集者のコンビが活躍する落語シリーズ?、初の長編です。

七度狐 大倉崇裕
 前作まではほぼ日常の謎だったものが、今回はバリバリの殺人事件、主人公の女性編集者が山村での連続殺人に巻きこまれ、一方現場にいない編集長は安楽椅子探偵の役回り、クローズド・サークルでの○○殺人と王道プロット、それを支える多くの伏線や"仕掛け"などミステリーマインド溢れる内容を満喫しました。

 小松駅から金沢駅、そこから夜行バスと高速バスを乗り継ぎ明朝は関東復帰、そのまま職場へ。

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