2015年8月21日金曜日

アリスのノンシリーズ短編集その2 - 有栖川有栖「壁抜け男の謎」

 おえぇ、東京ドームで3連敗(涙)、名古屋も含め、ドームは嫌いだ…。

 昨日の最高26.1度程じゃ無いけれど、最高28度台と連日の非真夏日、陽が翳ると寒々。

 構内のあちこちで我が物顔にに咲きまくるタカサゴユリ、その合間にひっそりとキキョウの鮮やかな紫が、えっ! もう秋なの?(涙)

 本日もお盆の帰省の頃読んだ本から、シリーズキャラクターの出てこない有栖川作品を集めた短編集、「ジュリエットの悲鳴」に続く2冊目です。

壁抜け男の謎 有栖川有栖
 がちがちのパズラーからオマージュ(パロディ)、SFに幻想小説とバラエティに富む内容、巻頭の2編「ガラスの檻の殺人」「壁抜け男の謎」が読者への挑戦も付いていて本格味ではベスト、ただ個人的には翌年の阪神優勝を予言した「猛虎館の惨劇」がぶっちぎりの最高作です(笑)。

 1冊目と同様、著者自身による巻末解説が楽しいです。

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