2015年8月2日日曜日

金子&千葉フィルのマーラー6番

 最高35.6度と連日の猛暑日、今日も早起きして東京に出て午前テニス、午後コンサート。

 午後津田沼に移動して聴いたのは、金子建志&千葉フィルによる6番、このコンビ、毎回楽しみは金子氏によるパンフのマニアック解説、5度のハンマーの場所を明示していて勉強になり、5番第4楽章冒頭のアルマによる音符改竄と6番アルマ主題との関連については興味深い内容でした。

8月2日(日) 
 金子建志&千葉フィル ワーグナー パルジファル第1幕前奏、マーラー Sym6番
オケは2ndVnとVlaを入れ替えた形の対向配置、前半ワーグナーはHr4,Tp3,Tb3(だったかな?)、Hrトップが美しく、金管コラールではTbがまずまずの鳴り、休憩を挟んでマーラーはHr9,Tp6,Tb4、曲順は旧来バージョン(さすが金子先生!)、第2楽章後に音合わせ、木管の吹きっぷりよし、第3楽章は粘らず透明感ある表現の割にはまずまずの情感、特にVlaがいい響き、Hrトップ(前半と違う人)は尻上がりに調子を上げ、いい吹きっぷりだったTpトップは終楽章疲れてましたが、2nd以降(特に休養十分5、6th)が頑張ってTpはTbと併せ最後までまずまずの迫力、ハンマーは2度、木の板を叩くスタイル、終楽章の終盤、シンバルの花が3つ開いた後にスローダウンしたのと、その後の3度目のハンマーがあったあたりでグロッケンの打ち込みを強調していたのが印象的、金子氏は最後の1音が消えても棒を上げたまま、どのくらい黙祷するのかな、と興味深く見ているとすぐさまブラボーと拍手がスタート、ま、アマの公演では仕方の無いところ(笑)。で「パルジファルの息子がローエングリンなので」(マジ?)の一言がありアンコールにローエングリン第3幕前奏が!ブラスの鳴りよく、6番の後にアンコールって初めてかも。
 
 実は本公演と重なることを知らずやはりマーラー、ポスカ&東響の1番武蔵野公演のチケットも買っており、開演が1時間半ずれてるから千葉フィルが1曲プロなら聴けるかも、と思ってましたが、前プロからアンコールまであったため時間的に難しく、津田沼から三鷹は遠いし、知らない指揮者だし、と泣く泣く断念。

 しかし家に帰ってチラシを見ると、何と指揮のポスカ(クリスティーネ!)は美女!(写真推定) あぁ、行くだけ行ってみればよかった…(涙)。

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